向高村(読み)むこうたかむら

日本歴史地名大系 「向高村」の解説

向高村
むこうたかむら

[現在地名]国富町向高

森永もりなが村の南に位置する。天正一六年(一五八八)八月五日の日向国知行方目録によると、「むかたか」一六町が豊臣秀吉から島津義弘へ宛行われている。その後も近世を通じて鹿児島藩島津氏領であった。明暦三年(一六五七)一一月一八日、鹿児島藩による万治内検の一環として日向国諸県郡における引并の例竿が行われ、当村の竿頭は比志島三左衛門、衆は志賀七右衛門で、庄屋重久伝左衛門が案内を勤めた(「日州諸外城引并例竿日帳」東郷家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む