君君たらずとも臣臣たらざるべからず(読み)きみきみたらずともしんしんたらざるべからず

精選版 日本国語大辞典 の解説

きみ【君】 君(きみ)たらずとも臣(しん)(しん)たらざるべからず

  1. ( 「孔安国‐古文孝経訓伝序」の「君雖君、臣不以不一レ臣」を訓読したもの ) 主君に主君としての徳がなく、主君としての道を尽くさなくても、臣下は臣下としての道を守って忠義を尽くさなければならないということ。
    1. [初出の実例]「君々たらずと云とも、臣もて臣たらずば有べからず。〈略〉君のためには忠あって、父のためには孝あり」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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