吹き残す(読み)ふきのこす

精選版 日本国語大辞典 「吹き残す」の意味・読み・例文・類語

ふき‐のこ・す【吹残】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 風が吹いて、あるものだけを落とさないであとに残す。
    1. [初出の実例]「吹のこす松さへ枝もやすからで嵐の山に散る紅葉かな」(出典:壬二集(1237‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android