呉服橋(読み)ごふくばし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「呉服橋」の意味・わかりやすい解説

呉服橋
ごふくばし

東京都中央区八重洲(やえす)1丁目、外堀通り永代(えいたい)通りの交差点付近の古地名。江戸時代、外濠(そとぼり)に面して呉服橋門があり、橋は後藤橋ともよばれたが、門の外側に幕府呉服師の後藤家宅地があったことに由来する。第二次世界大戦前は呉服橋1~3丁目とよばれたが、戦後濠は埋められ、橋と同様に町名も消失した。東京駅に近く、パソナ、新呉服橋ビルが交差点に面している。

沢田 清]

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