精選版 日本国語大辞典 「呼ふ」の意味・読み・例文・類語 おたは・ふ【呼】 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 語義未詳。上代東国方言。[初出の実例]「伊香保ろにあま雲い継ぎかぬまづく人と於多波布(オタハフ)いざ寝しめとら」(出典:万葉集(8C後)一四・三四〇九)呼ふの補助注記語義に諸説ある。( 1 )「おだひ(穏やかの意)」と同根で、穏やかの意とする説。( 2 )「おらぶ(大声で泣きさけぶの意)」の変化した語で、言い騒ぐの意とする説など。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例