同根(読み)ドウコン

デジタル大辞泉 「同根」の意味・読み・例文・類語

どう‐こん【同根】

根が同じであること。また、同じ根から生じること。「同根の語」
兄弟
畠山が―の争ひ果さざれば」〈読・雨月浅茅が宿〉

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精選版 日本国語大辞典 「同根」の意味・読み・例文・類語

どう‐こん【同根】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 根本が同じであること。その生え出た根が同じであること。また、その同じ根。転じて、兄弟。同根生。
    1. [初出の実例]「鶺鴒原上の草、同根(コン)忽に三秋の霜に枯れぬる事を」(出典太平記(14C後)一九)
    2. 「テンチ dôcon(ドウコン)〈訳〉天と地はもとは同じである」(出典:日葡辞書(1603‐04))
  3. とうこん(等根)

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普及版 字通 「同根」の読み・字形・画数・意味

【同根】どうこん

兄弟。魏・曹植〔七歩詩〕(まめがら)は釜下に在つて然(も)え 豆は釜中に在つて泣く 本(もと)是れ同根に生ず 相ひ(に)ること何ぞ太(はなは)だなる

字通「同」の項目を見る

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