命不知(読み)いのちしらず

精選版 日本国語大辞典 「命不知」の意味・読み・例文・類語

いのち‐しらず【命不知】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 生命の危険を顧みないで、事を行なうこと。無鉄砲なふるまいをすること。また、その人や、そのようなさま。
    1. [初出の実例]「二郎くわじゃ命しらずじゃと云」(出典:天理本狂言・附子(室町末‐近世初))
  3. 物がじょうぶで長持ちすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「無疵ものあけて一尺五六寸 命しらずの麻の手ぬぐひ〈由平〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む