精選版 日本国語大辞典 「和める」の意味・読み・例文・類語
なご・める【和】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]なご・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 なごやかにする。やわらげる。おだやかにする。なだめる。- [初出の実例]「風雨調和め給ひ、五穀豊登め賜ひ」(出典:日本三代実録‐貞観八年(866)七月一四日)
- 「優しさだけのこもったそんな愛撫が、知子の心の波をしだいになごめていく」(出典:夏の終り(1962)〈瀬戸内晴美〉)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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