精選版 日本国語大辞典 「咳き上る」の意味・読み・例文・類語
せき‐のぼ・る【咳上・急上】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① ( 咳上 ) せき上げる。しゃくり上げる。むせ返る。
- [初出の実例]「とさまかくさまに思ふに、胸のせきのぼる心地して」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蜻蛉)
- ② ( 急上 ) あせる。のぼせ上がる。いらだつ。
- [初出の実例]「すは首尾よしと身をかため、せきのぼる気をおししづめおししづめ」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...