デジタル大辞泉 「哀れを止める」の意味・読み・例文・類語 哀あわれを止とど・める 1 悲しみや同情を一身に集める。「ここに哀れを止めしは」の形で説教節などに常套じょうとう句として用いられた。「―・めたのは帰らぬ飼い主を待つ犬の姿だった」2 深い感動がいつまでも残る。「秋の夜の深さ―・めけりよしのの月の明け方の空」〈新後撰・秋下〉[補説]この句の場合、「止める」を「とめる」とは読まない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例