哀れを止める(読み)アワレヲトドメル

デジタル大辞泉 「哀れを止める」の意味・読み・例文・類語

あわれをとど・める

悲しみや同情一身に集める。「ここに哀れを止めしは」の形で説教節などに常套じょうとう句として用いられた。「―・めたのは帰らぬ飼い主を待つ犬の姿だった」
深い感動がいつまでも残る。
「秋の夜の深さ―・めけりよしのの月の明け方の空」〈新後撰・秋下〉
[補説]この句の場合、「止める」を「とめる」とは読まない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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