哀を催す(読み)あわれをもよおす

精選版 日本国語大辞典 「哀を催す」の意味・読み・例文・類語

あわれ【哀】 を 催(もよお)

  1. 同情気持や悲しみの気持が起きる。しみじみとした感動を起こす。
    1. [初出の実例]「しのぶよそ目の隙々の、もるるを見きく人ごとに、舌をふり、あはれをもよおさぬはなかりけり」(出典:曾我物語(南北朝頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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