品切(読み)しなぎれ

精選版 日本国語大辞典 「品切」の意味・読み・例文・類語

しな‐ぎれ【品切】

〘名〙 全部売りつくして、商品がなくなること。
※滑稽本・古今百馬鹿(1814)下「よくよくの品切でなけりやァ、わたくしとはいかず」
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉四「一体中学の先生なんて、どこへ行っても、こんなものを相手にするなら気の毒なものだ。よく先生が品切れにならない」

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