唐物点(読み)からものだて

精選版 日本国語大辞典 「唐物点」の意味・読み・例文・類語

からもの‐だて【唐物点】

〘名〙 茶道で、唐物茶入を扱って茶をたてる方式伝授物一つとされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の唐物点の言及

【唐物】より

…能阿弥の影響下にあり,文亀2年(1502)に没した,村田珠光による佗茶の展開の中で,唐物は狭義に唐物茶入を指す語となった。茄子(なす),文琳(ぶんりん),丸壺という形状で分類される抹茶の容器であり,これを扱う茶の湯の点前も,唐物点(からものだて),また単に,唐物と呼ばれている。【戸田 勝久】。…

※「唐物点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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