デジタル大辞泉 「唯さえ」の意味・読み・例文・類語 ただ‐さえ〔‐さへ〕【▽唯さえ】 [連語]「ただでさえ」に同じ。「―暗い室へやの天井も」〈漱石・倫敦塔〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「唯さえ」の意味・読み・例文・類語 ただ【唯】=さえ[=でさえ] 普通の場合でも。そうでなくても。[初出の実例]「たださへ不勝手の曾我殿、御兄弟に離(はな)れ、さぞ不自由に候はん」(出典:浄瑠璃・百日曾我(1700頃)五)「只てさへ笑ひやだのにかねの礼」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻八上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例