唯なるよりは(読み)ただなるよりは

精選版 日本国語大辞典 「唯なるよりは」の意味・読み・例文・類語

ただ【唯】 なるよりは

  1. 何事もない場合よりは。普通よりは。世の常よりは。
    1. [初出の実例]「男車の誰とも知らぬが、後にひき続きて来るも、ただなるよりはをかしきに」(出典:枕草子(10C終)二二二)

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