唯我論(読み)ユイガロン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「唯我論」の意味・読み・例文・類語

ゆいが‐ろん【唯我論】

  1. 〘 名詞 〙 自我とその意識だけが実在し、他の自我や一切のものは、自我の意識のなかで存在するにすぎないとする立場独我論。〔普通術語辞彙(1905)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唯我論」の意味・わかりやすい解説

唯我論
ゆいがろん

「ソリプシズム」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の唯我論の言及

【独我論】より

…唯我論,独在論ともいう。ラテン語のsolus(~のみ)とipse(自我)とをつないでできた言葉で,一般には自我の絶対的な重要性を強調する立場のことをいう。…

※「唯我論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む