善うぞ(読み)ヨウゾ

デジタル大辞泉 「善うぞ」の意味・読み・例文・類語

よう‐ぞ【善うぞ】

[副]《「よくぞ」の音変化》人の来訪を迎えたとき、歓迎の意を表す語。ようこそ。
「やあ徳兵衛、―、―」〈浄・重井筒

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精選版 日本国語大辞典 「善うぞ」の意味・読み・例文・類語

よう‐ぞ【善ぞ】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「よくぞ(善━)」の変化したもの ) =ようこそ
    1. [初出の実例]「ヤア徳兵衛よふぞよふぞ、夜が寝られぬに、夜と共に話さふ」(出典:浄瑠璃・心中重井筒(1707)中)

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