善悪の報いは影の形に随うが如し(読み)ゼンアクノムクイハカゲノカタチニシタガウガゴトシ

デジタル大辞泉 の解説

善悪ぜんあくむくいはかげかたちしたがうがごと

《「旧唐書」張士衡伝から》善悪行為に対する報いは、影が形に従うように、必ずあるものだ。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

ぜんあく【善悪】 の 報(むく)いは影(かげ)の形(かたち)に随(したが)うがごとし

  1. 善悪の行ないに対する報いは、影の形に従うようにのがれることができず、必ずあるものだ。
    1. [初出の実例]「善悪の報は影の形に随ふが如く、苦楽の響は谷の音に応ふるが如し」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
    2. [その他の文献]〔太上感応篇‐上〕

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