善施太子(読み)ゼンセタイシ

デジタル大辞泉 「善施太子」の意味・読み・例文・類語

ぜんせ‐たいし【善施太子】

釈迦しゃか前世に葉波国の太子であったときの名。よく施しを行い、どのような場合でも布施を拒まなかったところからの名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「善施太子」の意味・読み・例文・類語

ぜんせ‐たいし【善施太子】

  1. ( 善施は[梵語] sūdana 須大拏の訳語 ) 釈迦が前生に菩薩であった時の名。昔、葉波国の太子と生まれ、布施を行じて拒むことなく、妃や二児をも求めに応じて布施したという。須大拏(しゅだつな)太子。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む