太子(読み)コニセシム

  • たいし
  • コンセシム

デジタル大辞泉の解説

《古代朝鮮語》三韓の皇太子。コンセシム

皇位を継ぐものと定められている皇子王子。東宮(とうぐう)。ひつぎのみこ。
古代中国の、天子諸侯の世継ぎ。
聖徳太子」の
大阪府南東部、南河内郡の地名。二上山(にじょうさん)西麓で、小野妹子(おののいもこ)聖徳太子(びょう)などがある。
兵庫県南西部、揖保(いぼ)郡の地名。姫路市の西隣にあり、斑鳩寺(はんきゅうじ・いかるがでら)は聖徳太子の建立といわれる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (古代朝鮮語で、「コニ」は大の意、「セシム」は王子の意か) 百済の王子、皇太子。コンセシム。
※書紀(720)継体七年八月(寛文版訓)「秋八月癸未の朔戊申に百済太子(コニセシム)(〈別訓〉こむせしむ)淳陀薨(みうせ)ぬ」
〘名〙 =コニセシム
※書紀(720)継体七年八月(寛文版訓)「百済太子(こにせしむ)(〈別訓〉コムセシム)淳陀薨(みうせ)ぬ」

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世界大百科事典内の太子の言及

【皇太子】より

…天皇の位を継ぐべき皇子。たんに太子ともいい,〈ひつぎのみこ〉〈もうけのきみ〉,東宮,春宮,儲君(ちよくん)ともいう。皇太子は,天皇在位中に,皇子,皇孫,皇兄弟またはその他の皇親のうちから定められ,立太子の儀が行われるのが恒例である。…

※「太子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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