喜楽町(読み)きらくちよう

日本歴史地名大系 「喜楽町」の解説

喜楽町
きらくちよう

[現在地名]函館市大町おおまち

明治五年(一八七二)二月に一町として公認された町で(同年「御達留」市立函館図書館蔵、「事業報告」第一編)、函館沿革図の安政三年(一八五六)図では、大町一丁目と同二丁目の境から浄玄じようげん寺の門前に向かう坂(浄玄寺坂)の道に「喜楽町」とみえる。明治二年箱館大町家並絵図(市立函館図書館蔵)でも大町一丁目と同二丁目との境の坂は浄玄寺坂あるいは喜楽町坂となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android