嗉嚢腺(読み)そのうせん(その他表記)crop gland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嗉嚢腺」の意味・わかりやすい解説

嗉嚢腺
そのうせん
crop gland

ハトの 嗉嚢内にみられる膨大した腺状組織で,脂肪に富んだその組織内壁はくずれ落ちて,いわゆる 嗉嚢乳となり,雛はこれを口移しに与えられて養われる。 嗉嚢腺の発達黄体刺激ホルモン作用を受けるので,検体中のこのホルモン生物検定するのにこの腺が利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む