嘆き侘ぶ(読み)ナゲキワブ

デジタル大辞泉 「嘆き侘ぶ」の意味・読み・例文・類語

なげき‐わ・ぶ【嘆き×侘ぶ】

[動バ上二]嘆いて思いわずらう。
「―・び空に乱るるわが魂を結びとどめよしたがひのつま」〈・葵〉

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精選版 日本国語大辞典 「嘆き侘ぶ」の意味・読み・例文・類語

なげき‐わ・ぶ【嘆侘】

  1. 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 思いなやんで嘆息する。思いなやんで憂いに沈む。
    1. [初出の実例]「人ごとしげく ありしかば みちなきことと なげきわび」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

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