嘉楽学区(読み)からくがつく

日本歴史地名大系 「嘉楽学区」の解説

嘉楽学区
からくがつく

およそ北は五辻いつつじ通、南は一条通、東は智恵光院ちえこういん通、西は千本せんぼん通にわたる旧学区。江戸時代は上京の親町組である上古京上西陣組と下西陣組と、上西陣組の新シ町、聚楽組の新シ町であった。名称は明治二年(一八六九)の上大組四番組から、上京七区(明治五年)、上京七組(同一二年)、上京第六学区(同二五年)を経て昭和四年(一九二九)四月に嘉楽学区。同一七年に学区制が廃され、第二次世界大戦後も復活しなかったが、現在も地域の単位としてまとまっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android