噴火雲(読み)ふんかうん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「噴火雲」の意味・わかりやすい解説

噴火雲
ふんかうん

火山爆発の際に発生するきのこ雲状の噴煙。火山雲ともいう。成層圏に達することもある。おもに爆発によって噴き上げられた固体の粒(火山灰)からなるが、噴煙には水蒸気も含まれているので、それが凝結し雄大積雲のような形を呈することもある。降水や雷が生じることもある。

[木村龍治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例