コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

積雲 せきうんcumulus

翻訳|cumulus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

積雲
せきうん
cumulus

垂直に発達したに属し,上面はドーム状に隆起し,底面はほとんど平らな雲。略号 Cu。晴天日中対流によって発生し,地面付近から 2kmくらいの高さに浮かんでいる。降雨はあってもごく少ない。発達したものでも頂上の部分まで水滴からなる。日本では,わた雲ともいわれる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

せき‐うん【積雲】

十種雲形(雲級)の一。上面が盛り上がってドーム状となり、雲底はほぼ水平の雲。晴れた日中に発達する。略号はCu。綿雲(わたぐも)。積み雲。→雲級

つみ‐ぐも【積(み)雲】

積雲俗称塊状の雲が積み上がってドーム上に見えるもの。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

積雲【せきうん】

十種雲形の一つ。垂直に発達する雲で,その上面はドーム状に隆起しているが,雲底はほとんど水平。ふつう高度約2000m付近に発生する。典型的な積雲は晴れた日の日中に発達するが,対流により朝現れて,夕刻に消えることが多い。
→関連項目積乱雲塔状雲片積雲

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

パラグライダー用語辞典の解説

積雲

キムラスとも呼ぶ。積雲は、底が比較的平らで上方に盛り上がっており縁がモクモクした形をとっている。この雲は対流やサーマルなど、しっかりした上昇気流があるところで発生する。上昇気流を探す手がかりをはじめ、その日の獲得高度の目安やサーマルの発生状態も察知でき、パラグライダーにとっては大変有り難い雲である。積雲はその大気の安定度で形が大きく変わってくる。比較的安定な状態では雲が横に平たくなり易く、不安定な時には縦に大きく成長する。大きく成長が進んでいく積雲は非常に強い上昇気流と乱流をもたらし場合によっては積乱雲になる可能性が有り大変危険である。積雲を利用したソアリングは積雲の成長度合いを観察しながらフライトし、安全率を高くとり、早めに離れる事を心がけたい。フライト中の観察例  1 バリオの上昇率を常に確認していること。  2 積雲を下から覗き、雲底が黒く(暗く)なりはじめていたら、積雲はかなり発達している。  3 地上に映った積雲の影から発達具合を確認していく。
se-79.jpg

出典|パラグライダー用語辞典について | 情報

大辞林 第三版の解説

せきうん【積雲】

垂直方向にわき立ち、一般に濃密で輪郭がはっきりしている孤立した雲。底辺はほぼ平らで、上辺はドーム状になっている。太陽の光を受けると白く輝いて見える。綿雲わたぐも。むくむく雲。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

積雲
せきうん

平らな底面とカリフラワーのような上面をもつ孤立した雲。記号Cu。積み雲、綿(わた)雲、むくむく雲ともいう。晴れた日にみられる小さな積雲は晴天積雲という。上面がむくむくと盛り上がっているのは、雲の内部で水蒸気が凝結するときに熱が発生し、温められた空気が気泡のように上昇しているからである。上昇気流が強くなると、積雲は上空に向けて発達していく。大きな積雲を雄大積雲という。雄大積雲から雨が降ることがある。積雲の一部がちぎれて風に流されているものを片積(へんせき)雲ということがある。[木村龍治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

積雲の関連キーワードクラウドストリートサーマルストリート高曇り・高曇つるし雲アーチ雲ひつじ雲レンズ雲ロール雲雄大積雲ちぎれ雲まだら雲積雲対流キムラス入道雲頭巾雲対流雲乳房雲尾流雲中層雲片乱雲

今日のキーワード

きらきらネーム

俗に、一般的・伝統的でない漢字の読み方や、人名には合わない単語を用いた、一風変わった名前のこと。名字についてはいわない。どきゅんネーム。[補説]名前に使用する漢字は、戸籍法により常用漢字・人名用漢字の...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

積雲の関連情報