四五(読み)シゴ

デジタル大辞泉 「四五」の意味・読み・例文・類語

し‐ご【四五】

和船げんわらで覆う荷くさびを固定するための4、5本の細い角材。重縁しげぶち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四五」の意味・読み・例文・類語

し‐ご【四五】

  1. 〘 名詞 〙 和船の上棚上部を保護する荷くさびをとめるための細い角材。大しごと小しごがある。七〇丁立の大型関船用の大しごでは、幅三寸五分、厚さ一寸二分程度。玉縁(たまぶち)
    1. [初出の実例]「大しこ巾、壱尋に付三歩掛り、厚さ壱歩掛り」(出典:一札之覚(1743))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android