四八相(読み)しはちそう

精選版 日本国語大辞典 「四八相」の意味・読み・例文・類語

しはち‐そう‥サウ【四八相】

  1. 〘 名詞 〙 ( 四と八の積が三二であるところから ) 仏語。仏に備わる、三二のすぐれた身体的特徴。三十二相。四八の相好。
    1. [初出の実例]「佗方妙覚之果。速証四八相之金容」(出典本朝文粋(1060頃)一三・朱雀院被修御八講願文〈大江維時〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む