四面体層(読み)しめんたいそう

最新 地学事典 「四面体層」の解説

しめんたいそう
四面体層

tetrahedral layer

1個の陽イオン(C)が四つの陰イオン(A)で囲まれた四面体の配置体が,三つの頂点の陰イオンを互いに共有し合って,連結してできた層状体。フィロ珪酸塩にみられる。大部分の例では,共有されない陰イオンは,同一の方向を向いていて六角網をつくる。Cがケイ素のみの場合でAが酸素の場合(Si-Oの四面体層。カオリナイト-蛇紋石族),Cのケイ素が一部分アルミニウムで置き換えられている場合でAが酸素の場合((Si, Al)-Oの四面体層。雲母族,緑泥石族)がある。頂点酸素の六角網配置体の6環の中心に,(OH)が存在する。魚眼石では四角網と八角網からできている。一つの四角網で,頂点酸素は同一の方向に向いているが,この向きは層となった四角網では逆になっている。

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参照項目:珪酸塩鉱物

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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