四鳥(読み)しちょう

精選版 日本国語大辞典 「四鳥」の意味・読み・例文・類語

し‐ちょう ‥テウ【四鳥】

〘名〙 「しちょう(四鳥)の別れ」の略。
※歌舞伎・稽古筆七いろは(鳩の平右衛門)(1867)「目先きへぱったり親鳩が、命尽きてか落入れば、群れ居る小鳩が寄集ひ、鳴き悲しむを見るにつけ、親の身の上気遣はしく、行きつ戻りつ四鳥(シテウ)の苦しみ」

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