四鳥の別れ(読み)シチョウノワカレ

デジタル大辞泉 「四鳥の別れ」の意味・読み・例文・類語

しちょう‐の‐わかれ〔シテウ‐〕【四鳥の別れ】

中国桓山かんざんの鳥が4羽の子を生み、成長して四海に分かれて飛び立つとき、母鳥が嘆き悲しんで鳴いたという「孔子家語顔回故事から》親子の悲しい別れ。

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精選版 日本国語大辞典 「四鳥の別れ」の意味・読み・例文・類語

しちょう【四鳥】 の 別(わか)

  1. ( 中国の桓山(かんざん)の鳥が四羽の子を生んだが、これらが成長して四海に飛び立って行くとき、母鳥が悲しんで鳴いて送ったという「孔子家語‐顔回」の故事から ) 親子の悲しい別れをいう。四鳥
    1. [初出の実例]「かなしき哉、人界に生をうけながら、鳥にあらねども、四鳥の別れをいたし」(出典:保元物語(1220頃か)中)

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