囲者(読み)かこいもの

精選版 日本国語大辞典 「囲者」の意味・読み・例文・類語

かこい‐ものかこひ‥【囲者】

  1. 〘 名詞 〙 別宅などに囲っておく女。めかけ。囲い女房。かこいおんな。かこいめ。かこい。
    1. [初出の実例]「裏座敷なる窓の月影〈正友〉 かこひ者心やすまず秋の暮〈卜尺〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)下)
    2. 「わたしには商用があるのなんのと云って置いて、囲物(カコヒモノ)なんぞを拵へて」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む