囲者(読み)かこいもの

精選版 日本国語大辞典 「囲者」の意味・読み・例文・類語

かこい‐ものかこひ‥【囲者】

  1. 〘 名詞 〙 別宅などに囲っておく女。めかけ。囲い女房。かこいおんな。かこいめ。かこい。
    1. [初出の実例]「裏座敷なる窓の月影〈正友〉 かこひ者心やすまず秋の暮〈卜尺〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)下)
    2. 「わたしには商用があるのなんのと云って置いて、囲物(カコヒモノ)なんぞを拵へて」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む