図書館統計(読み)としょかんとうけい(英語表記)library statistics

図書館情報学用語辞典 第5版 「図書館統計」の解説

図書館統計

図書館の活動状況を示す,統計処理を可能にした数値全般.主として,図書館評価を行う際に用いられる.一般的には,投入統計と産出統計とに分けられ,前者には,図書館数,職員数,資料数,施設規模などが含まれ,後者には,利用登録者数,貸出冊数,質問受付件数などが含まれる.また,こうした数値を組み合わせた指標も,図書館統計として算出される.各図書館で採取された数値は,年次報告書などに公表される.また,図書館関係団体が網羅的に収集することも盛んで,統計集としてしばしば刊行される.『JIS X 0814 図書館統計(ISO 2789)』によりデータ定義や集計方法の標準化が図られている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android