精選版 日本国語大辞典 「国取」の意味・読み・例文・類語
くに‐とり【国取】
- 〘 名詞 〙
- ① 国を領有すること。また、その人。国持ち。
- [初出の実例]「曾我はやまがの山がつなれど、今はなとりじゃ〈略〉おくにとりじゃ」(出典:浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)道行)
- ② 他の領国を奪いとること。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...