国覓(読み)くにまぎ

大辞林 第三版の解説

くにまぎ【国覓】

神が鎮座すべきよい土地を探し求めること。また、天皇が都とすべきよい土地を探し求めること。 「 -しつつちはやぶる神を言向け/万葉集 4465

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の国覓の言及

【神武天皇】より

…神武の穀霊的素性を示す幼名は,彼が瓊瓊杵尊の分身であることをあらわし,熊野での危機とその克服は降臨譚と同じく死と復活の儀式の型をふんでいる。ただ前者の天界より地上へという宇宙的・神話的展開に対し,後者が日向から大和への遍歴・征服の筋をとるのは,大嘗祭の地上的部分,とくに国覓(くにまぎ)儀礼にもとづくからであろう。国覓は天子が都とするに足るよき地を求めることで,7世紀末以前の都城が天子一代限りとされていた時代には即位式中の一重要部分であった。…

※「国覓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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