日本歴史地名大系 「国道二三三号」の解説 国道二三三号こくどうにひやくさんじゆうさんごう 北海道:空知支庁国道二三三号旭川市と留萌市を結ぶ一般国道。旭川市と深川市音江(おとえ)間は国道一二号と重複し、実延長五〇・九キロ。旭川市―深川市―秩父別(ちつぷべつ)町―北竜(ほくりゆう)町―留萌市の経路で、北竜町で国道二七五号と交差する。近世末には内陸交通路として石狩川中流域と増毛(ましけ)運上屋(現増毛町)を結ぶ信砂(のぶしや)越の道が主要道であった(雨竜町百年史)。明治になってもこれが踏襲され、明治二四年(一八九一)尾白利加(おしらりか)駅逓所(現雨竜町)―恵岱別(えたいべつ)駅逓所(現北竜町)、仁奈良(になら)駅逓所(現増毛町)―ガロウ駅逓所(現同上)を経て増毛に達する増毛道路ができたが、この道はほとんどが険しい山道であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by