土湯伝統こけし(読み)つちゆでんとうこけし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「土湯伝統こけし」の解説

土湯伝統こけし[人形・玩具]
つちゆでんとうこけし

東北地方、福島県の地域ブランド。
福島市で製作されている。起源江戸時代の18世紀に遡るという。土湯温泉とその周辺で木地師余技として生まれた。秋に伐採した原木を乾燥させ、ろくろ頭部胴体を別々に成型。その後、頭部を胴体にはめこみ絵付けをおこなって完成となる。頭頂部には蛇の目、両側頭部には紅の髪飾り、胴にはろくろ模様が描かれる。首を回すと音が鳴る。福島県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android