地にあらば連理の枝(読み)ちにあらばれんりのえだ

精選版 日本国語大辞典 「地にあらば連理の枝」の意味・読み・例文・類語

ち【地】 に あらば連理(れんり)の枝(えだ)

  1. ( 「白居易長恨歌」の「在天願作比翼鳥、在地願為連理枝」による ) 夫婦が愛情深く一心同体となっていることのたとえ。
    1. [初出の実例]「みかど空をいたくながめたまひつつ『天にあらば比翼の鳥となり、地にあらばれんりのえだとならん』と、をし返しつつ誦じ給へる」(出典:浜松中納言物語(11C中)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android