地を易うれば皆然り(読み)チヲカウレバミナシカリ

デジタル大辞泉 「地を易うれば皆然り」の意味・読み・例文・類語

うれば皆然しか

《「孟子」離婁下から》人は皆、地位境遇が異なるので、その意見行為も異なるが、立場を変えれば、することも一致する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地を易うれば皆然り」の意味・読み・例文・類語

ち【地】 を 易(か)うれば皆(みな)(しか)

  1. ( 「孟子‐離婁・下」の「曾子子思同道、曾子師也、父兄也、子思臣也、微也、曾子子思易地則皆然」による ) 人はみな、地位や境遇を異にするので、その意見や行為には違いがあるが、その立場をとりかえてみれば、相手の意見、行為も理解でき、することが一致する。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む