地方卸売市場(読み)チホウオロシウリイチバ

世界大百科事典(旧版)内の地方卸売市場の言及

【卸売市場】より

… 日本の場合,農林水産省の推計によると,生鮮食料品流通のうち,青果物で85~90%,水産物で90~95%,食肉で15~25%が卸売市場を経由している,とみられる。そして,現行制度のもとで卸売市場には,(1)一定規模以上の都市地域に,農林水産大臣の認可・指導監督のもと,地方公共団体が開設する〈中央卸売市場〉,(2)上記の(1)以外で,卸売場が一定規模以上あり,知事の許可のもとに,地方公共団体,企業,組合等によって開設される〈地方卸売市場〉,(3)上記の(2)の規模に満たない卸売市場(規模未満卸売市場)の3種があり,典型となるのが中央卸売市場である。1996年3月現在で,中央卸売市場は全国56都市に88市場開設されており,3分の2近くは青果物と水産物の両方を取り扱っている。…

※「地方卸売市場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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