坂本嶋嶺(読み)サカモト シマネ

20世紀日本人名事典 「坂本嶋嶺」の解説

坂本 嶋嶺
サカモト シマネ

大正・昭和期の生理学者



生年
明治24(1891)年6月26日

没年
昭和41(1966)年11月12日

出生地
茨城県

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔大正7年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
橋田邦彦門で生理学専攻、千葉医学専門学校教授、昭和2年文部省在外研究員となりドイツ留学、帰国後東京高等歯科医学専門学校講師を経て教授、生徒主事。16年東大教授となり生理学第2講座を担当、22年から順天堂医科大理事・講師兼任。27年東大退任、順天堂大教授、29年新潟大学教授となり、大学院設置に尽力した。生涯電流刺激理論の研究に打ち込んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂本嶋嶺」の解説

坂本嶋嶺 さかもと-しまね

1891-1966 大正-昭和時代の生理学者。
明治24年6月26日生まれ。千葉医専教授,東京高等歯科医学校教授をへて,昭和16年母校東京帝大の教授となる。のち順天堂大教授,新潟大教授。中枢神経系統の機能に関する電気生理学的研究で知られる。昭和41年11月12日死去。75歳。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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