生徒主事(読み)セイトシュジ

デジタル大辞泉 「生徒主事」の意味・読み・例文・類語

せいと‐しゅじ【生徒主事】

昭和3年(1928)生徒の思想上の指導監督のために旧制の官公立高等学校・専門学校に置かれた職員。昭和21年に廃止

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生徒主事」の意味・読み・例文・類語

せいと‐しゅじ【生徒主事】

〘名〙 昭和三年(一九二八)に文部省が直轄学校に設けた職員。それ以前の生徒監教官補任であったのに対して、専任制となり、学校長の命をうけて生徒の指導・監督・訓育に当たった。同二一年三月廃止。
※三とせの春は過ぎやすし(1973)〈杉浦明平〉二「文部省から派遣された生徒主事の指導する全寮委員会に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android