垂尾(読み)たりお

精選版 日本国語大辞典 「垂尾」の意味・読み・例文・類語

たり‐お‥を【垂尾】

  1. 〘 名詞 〙 長くたれ下がった尾。しだりお。たれお。
    1. [初出の実例]「庭つ鳥鶏(かけ)の垂尾(たりを)の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも」(出典万葉集(8C後)七・一四一三)

しだり‐お‥を【垂尾】

  1. 〘 名詞 〙 長くたれ下がっている尾。
    1. [初出の実例]「あしひきの山鳥の尾の四垂尾(シだりを)の長々し夜を独りかも寝む」(出典:万葉集(8C後)一一・二八〇二(或本歌))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む