垂尾(読み)たりお

精選版 日本国語大辞典 「垂尾」の意味・読み・例文・類語

たり‐お‥を【垂尾】

  1. 〘 名詞 〙 長くたれ下がった尾。しだりお。たれお。
    1. [初出の実例]「庭つ鳥鶏(かけ)の垂尾(たりを)の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも」(出典万葉集(8C後)七・一四一三)

しだり‐お‥を【垂尾】

  1. 〘 名詞 〙 長くたれ下がっている尾。
    1. [初出の実例]「あしひきの山鳥の尾の四垂尾(シだりを)の長々し夜を独りかも寝む」(出典:万葉集(8C後)一一・二八〇二(或本歌))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android