垂袴(読み)たればかま

精選版 日本国語大辞典 「垂袴」の意味・読み・例文・類語

たれ‐ばかま【垂袴】

  1. 〘 名詞 〙 随身(ずいじん)が、袴の裾の紐を、足首のところで結ぶこと。下括(げぐくり)にすること。また、そのようにした袴。ふつうは膝頭のすぐ下でくくる。
    1. [初出の実例]「随身装〈たれはかま かちのきぬ つほやなくひ〉」(出典:殿暦‐康和四年(1102)一一月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む