垣穂なす(読み)かきほなす

精選版 日本国語大辞典の解説

かきほ【垣穂】 なす

(「人」「人言」などを修飾する枕詞的な慣用句)
① 物をへだてる垣のように、互いの仲をへだてる。また、悪くいう。
万葉(8C後)四・七一三「垣穂成(かきほなす)人辞(ひとごと)聞きてわが背子が情(こころ)たゆたひ逢はぬこの頃」
② まわりをとり囲む垣のように多い。
※万葉(8C後)一一・二四〇五「垣廬鳴(かきほなす)人は言へども狛錦(こまにしき)紐解き開けし君(きみ)ならなくに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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