埋立港湾(読み)ウメタテコウワン

デジタル大辞泉 「埋立港湾」の意味・読み・例文・類語

うめたて‐こうわん〔‐カウワン〕【埋(め)立(て)港湾】

海底土砂などを積み上げて作った港。東京港大阪港など。埋め立て式港湾。→掘り込み港湾

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の埋立港湾の言及

【港湾】より

… しかし,河口港では河川の流下土砂によって水深が浅くなる問題が生ずることもあり,航路の埋没によって大型船の利用がむずかしくなり,かつ維持のための浚渫(しゆんせつ)の費用が大きいことから,これらの流下土砂や,さらには山土を用いて沿岸に新たに埋立地を造成して近代港湾をつくる例が多くなってきている。このような港を埋立港湾と呼び,日本の大港湾,すなわち横浜,神戸,名古屋,千葉,堺泉北,北九州の諸港や,前述の東京港,大阪港もこの例に入る。埋立港湾は港の機能を十分に発揮できるよう,まったく人工的に港と都市,さらに工場用地を造成できる利点がある。…

※「埋立港湾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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