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大阪港 おおさかこう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大阪港
おおさかこう

大阪市西部,大阪湾岸にある港。港域は,北は淀川河口から南は大和川河口にわたる。明治1 (1868) 年,安治川河口に波止場が設けられて開港。その後の築港計画により 1897年建設に着手,1903年には大桟橋 (中央突堤) の利用を開始,29年にほぼ完成した。

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デジタル大辞泉の解説

おおさか‐こう〔おほさかカウ〕【大阪港】

大阪府大阪市、大阪湾奥にある港。国際戦略港湾の一で、管理者は大阪市。古くは難波津とよばれ、江戸期には北前船などの寄港地として栄えた。港湾としては慶応4年(1868)開港。工業港としての性格が強い北港、天保山付近の築港、フェリーターミナルをもつ南港の三つの区域に分けられる。

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百科事典マイペディアの解説

大阪港【おおさかこう】

大阪湾に臨む大阪市の港。港湾法による特定重要港湾。淀川の分流安治(あじ)川の河港を中心に1868年開港。以後1897年の築港工事をはじめ数次の築港,拡張・整備を重ね,特に1957年からの南港造成工事によりその機能を向上。
→関連項目大阪[府]大阪[市]大阪湾港[区]

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デジタル大辞泉プラスの解説

大阪港

大阪府にある港。1952年1月設立。港湾管理者は、大阪市。国際戦略港湾(2011年4月指定)。港湾区域面積は、4,737ヘクタール江戸時代には北前船や菱垣廻船の寄港地として栄えた。北港周辺は重化学工業地帯。国内最大級のフェリーターミナルがあり、クルーズ船などが寄港する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大阪港
おおさかこう

大阪市の西端、淀(よど)川の河口に設けられた市営港。港域は、北は尼崎(あまがさき)市との境を流れる中島川河口から、南は堺(さかい)市との境にある大和(やまと)川河口までの大阪湾岸の海域と、その間の河川の河口部が含まれる。大阪市が管理する港湾区域4856ヘクタールには安治(あじ)川内港、天保山(てんぽうざん)運河、大正内港、木津(きづ)川運河などの水域があり、その他の管理区域には、商港区、工業港区、マリーナ港区などの臨港地区1826ヘクタールの陸域が含まれる。
 1998年(平成10)の入港船舶は4万7410隻(1億4242万トン)で、外航6389隻(8426万トン)と内航4万1021隻(5816万トン)になる。取扱貨物は外貿2732万トン(うちコンテナ貨物1152万トン)と内貿5937万トン(うちフェリー貨物3611万トン)を数え、輸移入貨物5424万トンに対し輸移出貨物3245万トンと、内国交易港、工業港としての性格が強いといえる。
 昔の航路標識「みおつくし」を市章にする大阪は、港とともに発達してきた。1868年(慶応4)7月15日、安治川河岸に川口運上所が開かれ、開港したが、河床が浅く、外国貿易船の出入が困難であったため、市民による築港運動が起こった。オランダ人デ・レーケが設計した第一次修築工事が、1897年(明治30)10月17日天保山で始められたが、当時の市予算の二十数倍の工費が計上され、1903年(明治36)7月1日、築港大桟橋(現、中央突堤付近)ができた。第一次世界大戦の好景気と大阪の産業・貿易の発展を背景に、1929年(昭和4)7月25日に第二次修築工事にとりかかり、北港、南港の建設も進められた。1937~1939年には第二次世界大戦前の最盛期を迎え、取扱貨物量日本一を誇った。しかし、第二次世界大戦の空襲、相次ぐ台風、地盤沈下などにより、壊滅的な打撃を受けた。戦後、大阪経済の復興とともに港勢が上昇し、今日の姿になった。
 現在大阪港には、コンテナ埠頭(ふとう)、ライナー埠頭、フェリー埠頭、食品埠頭や、天保山客船ターミナル、南港航空貨物ターミナルなど、物、人の流れに即応する施設が整えられている。また、咲洲(さきしま)(南港)および舞洲(まいしま)(北港北)、夢洲(ゆめしま)(北港南)を中心に「テクノポート大阪」計画が進められ、咲洲のコスモ・スクエア地区には、大阪ワールド・トレード・センター(WTC)やアジア太平洋トレード・センター(ATC)など先進企業のオフィス、研修施設が立地し、ビジネス拠点となっている。
 一方、大阪南港海水遊泳場、大阪南港魚つり園、野鳥園、北港ヨットハーバーをはじめ、天保山ハーバービレッジ(海遊館、サントリーミュージアム、マーメイド広場、大観覧車など)、舞洲スポーツアイランド(野外活動センター、新夕陽丘など)が整備され、大阪海洋博物館、ユニバーサルスタジオ・ジャパンの建設とともに、市民に親しまれるベイエリアの再開発が進められてきた。1997年(平成9)10月に開通した大阪咲洲トンネルは、これらの施設の利用を便利にした。[位野木壽一・安井 司]

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