埒を明ける(読み)ラチヲアケル

デジタル大辞泉 「埒を明ける」の意味・読み・例文・類語

らち・ける

物事にきまりをつける。かたをつける。
「いちかばちかの―・けるために」〈佐藤春夫晶子曼陀羅

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精選版 日本国語大辞典 「埒を明ける」の意味・読み・例文・類語

らち【埒】 を 明(あ)ける

  1. 物事をうまく説明する。弁明する。らちを付ける。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. 物事にきまりをつける。はかどるようにする。らちを付ける。
    1. [初出の実例]「又つかいなどにいづくへやりても、ことの埒(ラチ)をあけ」(出典:寸鉄録(1606)一)

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