基礎代謝量

知恵蔵miniの解説

基礎代謝量

安静状態でも呼吸、心臓の動き、体温維持などの生命活動を維持するために消費される、必要最小限のエネルギー代謝量。基礎代謝量には個人差があるが、年齢・性別ごとの標準的な1日当たりの基礎代謝量は、基礎代謝基準値×体重で算出される。基礎代謝量は通常、成長するに従って高まり、10代をピークに加齢と共に低下するが、基礎代謝におけるエネルギーの多くが筋肉で消費されるため、筋肉量が多い人ほど基礎代謝量は高くなる。そのため、適度な運動により筋肉を維持し続けることで基礎代謝を維持し、エネルギー消費の多い太りにくい体質を作ることができると言われている。

(2014-12-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

世界大百科事典内の基礎代謝量の言及

【栄養】より

… われわれが生活活動をするために毎日必要とする熱量は,性別,年齢,体重,労働量,健康状態などによって異なるが,ごく普通の日常生活を営むのに必要な熱量は成人で1日平均2300~2400Calとされる。これは臥床,安静,空腹状態で測った基礎代謝量(1500Cal内外)に特異動的作用の分を加え,さらに日常生活にみられる各種動作に要する熱量を含めたものである。基礎代謝量は消化吸収作用終了後のものであるが,食事をすれば食物を消化し,処理するために関係臓器は余分のしごとをしなければならなくなるから,基礎代謝量より多くの熱量が必要となる。…

【基礎代謝】より

…動物では,以上の基礎条件を満たしているか否かの判断が困難であるから,基礎代謝という用語を避け安静時代謝というのが適当である。
[基礎代謝量]
 日本人成人男子1日の基礎代謝量は約1400kcalである。その30%は肝臓・脾臓・消化器,25%が骨格筋による。…

【体表面積】より

…動物体表面の総面積のことをいう。恒温動物の基礎代謝の熱量(基礎代謝量)は,身体の大きさによって違うが,体重よりもむしろその体表面積に近似的に比例することが知られている(体表面積の法則,1888年ルーブナーM.Rubner)。このことから,体表面積から基礎代謝量を計算したり,エネルギー代謝量を単位体表面積で表示したり,あるいは小児や小動物への薬物投与量を体表面積から決定したりしている。…

※「基礎代謝量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報