…さらに天明年間(1781‐89)松平定寛が改良を始め,その子松平左金吾(定朝,菖翁,1773‐1856)は,安積沼のノハナショウブの実生から大輪花を得,約200品種と《花菖蒲培養録》を残した。享和年間(1801‐04)に江戸の小高伊左衛門は,この品種を元に堀切菖蒲園を開園した。これは江戸の名所となり浮世絵にも描かれている。…
※「堀切菖蒲園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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